トーク・トゥ・ハー
事故で昏睡状態となり、4年間ずっと深い眠りの中にいるアリシア。だが、彼女はひとりではない。看護士のベニグノが、眠り続ける彼女の髪や爪の手入れをし、体を拭き、クリームを塗り、服を替え、日々の出来事や感動的な舞台や映画について語りかける。他人からは解らなくとも、2人の間に確かなコミュニケーションが存在していた。
 一方、女闘牛士であるリディアもまた、競技中の事故によって昏睡状態で入院していた。彼女の恋人であるマルコは、突然の事故に困惑し、彼女の傍らでふさぎ込んでいた。
 互いの境遇を語り合ったベニグノとマルコの間には、いつしか厚い友情が生まれる。「話しかけてみて。女性の脳は神秘的だから」とベニグノに促されるマルコ。しかしマルコは彼女に話しかけるどころか触れることさえできなかった……。
 そんなある日、ベニグノの盲目的とも言える揺ぎない愛は、誰も予想だにしなかった悲劇と奇跡を招き、それぞれの運命を大きく変えてゆく──。


最近一番みたい映画は?と聞かれたら”バッド・エデュケーション”と答えます。
ペドロ・アルモドバル監督の映画を見たことないんですが、CSで予告&監督インタビューとかやってまして、すっごいおもしろそうだ!と思ったんですよ。
残念ながら私の近くの映画館では上映しないみたいなんですが・・・(泣)
んで、バッド・エデュケーションめっちゃおもしろそうだけど、ペドロ・アルモドバル監督の他の作品をみてみようと思って。
手始めにこの映画から見てみました。
この監督の作品はすべて話題になってたので(”オール・アバウト・マザー”もすごかったし。)
かなり期待して見始めたんですが、これがもうみてるとどっぷり浸かってしまいました。
もしコレがハリウッド映画ならもっともっとサスペンス要素の強いものになるかも知れませんが
この映画はほんっとうに淡々と物語が進んでいって、それでいて目が離せないんですよねー
場面転換もいきなりなので時間軸をしっかり見極めないとあら?とか思ってしまいますw
じわじわと浮かんでくる事実がなんとも言えなくてうわ!と思わなくてもはっはーんこう来たかって感じです(笑)
わかりにくい表現ですけど本当にそんな感じなんだよねー
登場人物に共通してたのは狂気ぎりぎりの愛情かなー
とくにベニグノの愛情はすごかった。すごくてひいちゃうかもしれないけどおそろしくまっすぐで。マルコの愛情も偏っていて何年も昔の恋人を引きずって涙を流す姿もちょっと怖いけど素直な感情で。
リディアの愛情もまたすごいと思いましたがベニグノとマルコの愛情はとにかくすごかったなー
この二人の友情がまたいいのですけどこれまた友情と愛情が入り交じってて傍目から見るとこわかったり。
この映画で描かれてる愛ってホント傍目から見ると怖いんだけど、
それが人の本質みたいな感じがして結構私は自然と見てしまったかも。
こいつらこえーよって引いちゃう人も絶対居るけど私はこんな映画が大好きです。
正直派手なハリウッド映画の見過ぎでここからまだ大どんでん返しがあって実はあいつが犯人だ!とか一人で勝手に盛り上がっていましたが現実はそんなに甘くないってよーく痛感しました。
とても現実的なラストシーンで少し拍子抜けしたけど全体的にとてもいい映画だったので◎!!

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